技術情報屋上緑化の効果

雨水流出遅延効果

近年、ゲリラ豪雨による被害が増えていいます。屋上緑化システムには保水効果がありますので、短時間でのゲリラ豪雨の際の屋上からの雨水の流出を遅延させることができます。これにより、降雨水が一気に下水・河川等に流出することが抑制され、都市型水害の軽減に寄与します。

主な緑化システムの最大保水量は、FD-LP工法の場合、土厚200mmで約70ℓ/m²、土壌300mmで約100ℓ/m²となります。70ℓ/m²の保水量は、時間あたり70mmの雨が1時間降った際の降水量に相当します。土厚が薄いFD-LEなどでは、最大保水量は15〜20ℓ/m²となり、その保水量は時間あたり50mmの雨が約20〜25分間降った際の降水量に相当します。

雨水流出遅延効果1
雨水流出遅延効果2
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