技術情報屋上緑化の効果
緑の日傘効果
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屋上を緑化すると水分が蒸発し地表の熱が奪われるため、特に夏場の建物において緑の日傘(遮熱)効果がみられます。赤外線サーモグラフで見ると緑化していない屋根の表面温度は約68.3℃に対して、屋上緑の表面温度は約40.7℃前後を推移しており、27.6℃近い温度差があることがわかります。特に効果が見られる屋上直下のフロア(天井裏)では約2.0℃の低下が見られ冷房費の節約に繋がるため、緑の日傘(遮熱)効果による省エネルギー効果が期待できます。
※赤外線サーモグラフ:物体から出ている目に見えない熱を持った光を捉え、見かけの温度に変換して温度分布を画像として表示する装置
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物件名:三菱電機(株)稲沢製作所第15工場屋上緑化
緑化面積:5161.2m²
緑化仕様:FD-GCP+FD・EM汎用(土壌80mm)
データ計測日:2008年08月12日 撮影日:2007年11月15日