田島緑化プラス G-wave グリーンルーフシステム GreenRoofStory 屋上緑化システム vol.2
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Q&AQ&A113客土が締め固まってしまって植物の生育が思わしくない、見切り材やウッドデッキなどの什器類に破損が生じて客土の流出が見られる、灌水設備が故障した、などの不具合が発生した場合には改修を要します。このような事態を招かないためにも、メンテナンスのご契約をおすすめいたします。客土を撤去し、植栽基盤を更新するといった全面改修については、大規模修繕工事などの時期に併せて実施をご検討ください。植栽を残置したままで、非植栽部を改修すると部分補修とみなされてしまうため、根本的な防水改修を施すには、屋上緑化をすべて撤去する必要があります。通常の防水改修サイクルに従い、このような撤去を繰り返すのは、居住者や近隣だけでなく、環境へも負担をかけます。屋上緑化を全面に施し、防水層をくまなく覆うことで耐用年数の延命を図ったり、高耐久防水(露出仕様で45年、保護仕様で80年)を採用するなど、改修頻度の軽減措置を推奨いたします。造園工事と同様に、植物の枯死や自動灌水システムの不具合について保証があります。詳細については、お問合せください。フェンスやパラペットなどの立上りがあり、平らで安全に歩行ができる陸屋根とは違い、勾配がついた屋根においては次のような課題があります。1. 客土の流出2. メンテナンスの安全性(手■などの設置がないことが多い)3. 灌水の不均一(棟ではすぐに流れ、軒先では客土流出を防ぐ土留が水も溜めてしまう)これらによって植物の安定した生育を保つことが難しいため、勾配屋根対応の標準的な仕様は定めておりません。ご検討の際には、ご相談ください。Q 屋上緑化の改修は必要ですか?Q 防水層の改修はどのように行えばよいのですか?Q 屋上緑化に保証はありますか?Q 勾配屋根に緑化はできますか?屋上緑化についてよくある質問のうち代表的なものをピックアップしました

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